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ライスをフォークの背に乗せる?間違って広がったマナーとは

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

彼女と洋食のレストランで一緒に食事するときに、ライスを注文するとお皿に盛られて出てきます。

この時、フォークでどう食べるべきか?

よく言われる「フォークの背に乗せる」でいいのか?

それともフォークの腹を使いスプーンのように食べるべきか悩みませんか?

実はフォークの背に乗せるのは日本人独特のマナーだったりします。

フォークの背に乗せるマナーが広がった由来や、デートの場でどうするべきか解説します。

 

「フォークの背に乗せる」は海外で通用しない!?

「フォークの背」とは凸型に反っている側、逆に「フォークの腹」はスプーンと同じように凹型になっている側のことを指します。

私が小さい頃は洋食でお皿のライスを食べるときは「フォークの背に乗せる」と自然に教えられて、そのように食べていた記憶があります。

どうやら私の親世代はフォークの背に乗せて食べるものと教わり、子供にもそう教えていたようです。

この問題はよくクイズ番組でも取り上げられるのですが、実はライスをフォークの背に乗せて食べるのは日本人が考えた行為らしいです。

つまり海外では通用しないマナーのようです。

 

「フォークの背に乗せる」の由来は諸説ある?

洋食でナイフやフォークを使うマナーは明治維新の頃にイギリスやフランスから伝わったとされます。

いわゆる、肉を切り分けるときに左のフォークで肉を固定し、右手のナイフで肉を切る、というやつですね。

しかし、残念ながらイギリスやフランスでは「お米を食べる」という習慣がそもそもありません。

肉や魚の付け合せにはパンを食べます。お皿にパンが盛られていることはあっても、白いご飯がお皿にそのまま盛られてテーブルに出されることはありません。

だからフォークの背に乗せてお米を食べる習慣は海外にはありません。

 

では、どうしてそんなことを思いついたのか?

これも諸説ありますが、イギリスにはマッシュポテトをフォークの背に乗せて食べるやり方があります。

明治時代の日本人がこの食事風景を見て、お米を食べるときの参考にしたのではないか?と言われています。

 

他にも説はあります。

イギリス式のマナーではえんどう豆など小さい野菜は潰してフォークの背に乗せて食べるものとされます。

そして、イギリスではお米は野菜に分類されます。だから豆よりも小さいお米もフォークの背に乗せて食べるようになったのでは?ということです。

 

海外の食事マナーでは食事中にナイフとフォークを右手から左手など持ち変えたり、フォークの背と腹の向きをくるくる変えることはよろしくないとされます。

だから肉を切り分け、添え物の野菜を食べるときもフォークの背を使えば、フォークをひっくり返す必要もなく、左手でそのまま食べられます。

要はナイフとフォークを使うときはフォークの背が上になった状態なので、それをそのまま使って食べのがマナーだ、ということです。

だからイギリスではフォークの背に食べ物を乗せるのはマナーとしてアリですが、フランスではフォークの背に乗せること自体がマナー違反に当たるようです。

 

また、上記の理由で、

 

「フォークの背に乗せるのがイギリス式で、フォークの腹に乗せるのがフランス式」

 

という人もいます。

どちらのやり方もマナーとしてOKだから、自分の食べやすいやり方で食べればいい、ということらしいです。

 

ちなみにアメリカでは歴史も浅いこともあり、ナイフとフォークの使い方をそれほど気にしません。

肉を切り分けるときだけナイフを使い、食べやすい大きさに切ったらナイフを手放し、あとはフォークで食べる、という気楽なやり方が主流なようです(私もこのやり方です)。

結論としては、フォークの背に乗せるべきか、腹に乗せるべきかという議論は、海外ではそもそもそうやってお米を食べる文化自体がないので、議論自体が無意味と言えます。

 

デートではフォークの背に乗せるべきなの?

由来は分かったとして、では実際に女性とデートするときはどうするべきなのか?答えは

 

相手に合わせる

 

が正解でしょう。

人によってはフォークの背に乗せるのが正しいと思っている人もいます。

そういう人の前でフォークの腹に乗せて食べていたら

 

「あの人、マナーを知らないのね」

 

と判断されてしまいます。そういう場合は相手に合わせてフォークの背に乗せて食べる方が無難な気がします。

では、相手が間違っていることを指摘するとしたら?

 

男性「フォークの背に乗せるのって実は間違いだって知ってた?」

女性「・・・」

 

はい、雰囲気がぶち壊しです。

自分の正しさを相手に認めさせたいと思う気持ちも分かりますが、相手がどう感じるか考えると、指摘しない方が良いです。

もしどうしても指摘したいなら、もっと親しくなってから、それこそ真剣交際に進み、何度も食事デートをして、結婚の意思も固まってきたくらいなら、大丈夫でしょう。

それにマナーうんぬんより、そうするのが本人が楽だからやってる、という可能性もあります。

 

実際、フォークの腹に乗せてライスを食べる場合、ナイフとフォークの持ち替えってけっこう頻繁になります。

ちょっと想像してみてください。

肉を食べる都度、食べやすいサイズに切り分ける、という場合、常にナイフとフォークを両手に持つことになります。

すると、もしご飯だけフォークの腹に乗せて食べるとしたら

 

肉を食べる  → 左手にフォーク、右手にナイフ

ご飯を食べる → ナイフを置いてフォークを左手から右手に

肉を食べる  → 左手にフォーク、右手にナイフ

 

どうです?けっこう忙しくなるでしょう。

こうやって無闇にナイフとフォークを持ち帰るのは海外ではマナー違反とされます。

だったら、ご飯も左手のナイフに乗せて食べれば持ち替える必要もなく楽じゃね?と考える人がいるのも納得できます。

マナーが正しいか間違ってるかではなく、自分が食べやすいかどうかで、あえてフォークの背に乗せて食べている人もいるということです。

だから、マナー違反だと知識をひけらかすのは控え、とりあえず相手の食べ方を静観し、タイミングを見て話題にするとよいのでは?と思います。

 

最後に・・・

いかがでしたか?ライスをフォークの背に乗せるのは日本独自のものであり、海外では通用しません。

でもあまり細かいことは気にせず、自分が食べやすいやり方で食べればいいでしょう。

ちなみに奥さんもフォークの背に乗せる派です。

自分はテレビで詳しく知って、そのことを奥さんにも伝えたのですが、それでもフォークの背に乗せて食べてます。

曰く「慣れてるからこれでいい」そうです。まあ本人が分かってやってるなら、こちらとしては何も言えないですよね。

この記事があなたの婚活に役立てば幸いです。