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結婚情報サイトのNOZZE(ノッツェ)といえば、けっこう歴史のある会社で知ってる人も多いと思います。
でも公式サイトを見ると公開されていない情報がけっこう多いことに気が付きます。
会員数や会員構成も分からないし、成婚率も不明です。名前だけは知ってるけど果たして入会する価値はあるのでしょうか?
そこでノッツェの評価を下すためにいろいろ調べたことをまとめたので紹介します。
ノッツェの会員数と会員構成は?
ノッツェの会員数と会員構成は非公開なので推測すると・・・
結婚相談所のNOZZE(ノッツェ)は公式サイトを見ても、会員数が公開されていません。
ただし、設立が1993年で創業から25年たっている中堅企業なので会員数もそれなりのはず。そこで何か情報がないかいろいろ調べてみました。
公式サイトには何も書いてありませんが、実はノッツェは2014年に良縁ネットという結婚相談所のグループと提携し、2015年春よりお見合いの提携を始めています。
つまりノッツェの会員は良縁ネットに加盟している結婚相談所の会員とお見合いできる、という意味です。
また、こちらも公式サイトに書いてないことですが、プレスリリースで、ノッツェは平成30年4月よりコネクトシップ(注:パートナーエージェントが運営)と提携を発表しています。
その結果、ノッツェによると
・良縁ネットと提携 → 提携会員数 約1万3千人
・コネクトシップと提携 → 提携会員数 約2万人
これで提携会員数は3万3千人以上になるそうです。
コネクトシップにはパートナーエージェントだけでなく、ゼクシィ縁結びカウンー、エン婚活、エキサイト結婚相談所、ヤフー・ジャパン婚活コンシェル、OTOCON MEMBERS 婚活カウンターなどが加盟しています。
トータルで3万3千人の中からお見合い相手を探せるのだから、規模としてはなかなかと言えますね。
ちなみにノッツェ自身の会員数はやっぱり分かりません。上場していない会社は非公開の情報が多いので、この辺は仕方ないですね。
ノッツェのサポート内容は?
成婚するためには担当者のサポートは欠かせません。結婚相談所選びの際の大切なポイントなのが、担当者の提案力とコミュニケーション密度です。
特に恋愛に不慣れな男性にとって婚活は初めてのイベントが多く不安や悩みを多く抱えます。そのため、サポートと密に連絡を取り合い不安を解消して行くことは結婚するために必要なことです。
また、定期的に活動を振り返り、問題点を指摘して改善するために提案してもらえると気づきにより成長し、より成婚に結びつきやすくなります。
では、ノッツエのサポート内容はどうなのか?
お見合いのセッティングは自分で!
ノッツエではお見合いのセッティングは原則としてやってくれません。自分で申し込んで本人同士で連絡を取り合い、日程や場所の調整などを行います。
お見合いが始まると分かりますが、これが実に面倒くさいです。特に複数のお相手と同時進行していると、煩雑な作業にエネルギーを消耗します。
特に場所やお店選びは男性側のセンスも問われる上に、分からないからといって女性任せにすると頼りなく思われて評価が下がります。
だからいろいろ調べる手間が発生します。こういうのを代行してくれるのは仲人型の相談所です。ノッツエは違うので注意が必要です。
ただし、場所に関しては近くのノッツエ支店を利用すれば双方の婚活アドバイザーが立ち会ってくれるので安心してお見合いすることができます。
この「支店でお見合い」はやってる相談所が少ないけど、とても便利なので他の相談所でも是非やってほしいですね。
ノッツェのコース、料金内容は?
コースがたくさんあり、紹介しきれないので、もっとも基本的なコースの「ベーシックコース」と、コンシュルジュのサポートがつく「お見合いアシストコース」を紹介します。
ベーシックコースの料金
登録料 :30,000円(税抜き)
初期費用:47,500円(税抜き)
月会費 :9,000円 (税抜き。毎月5名までの申し込み)
成婚料 :0円
月会費は毎月2名までなら4,500円、10名までなら13,500円になります。
またオプション会員情報提供料が78,000円(税抜き)かかります。提携会員とお見合いする際にかかる手数料のようです。
ベーシックコースは安いだけにコンシュルジュのサポートはありません。自分で何もかもやらないといけません。
お見合いアシストコース
登録料 :30,000円(税抜き)
初期費用:47,500円(税抜き)
月会費 :19,500円(税抜き)
成婚料 :100,000円(税抜き)
お見合い料:10,000円/1回(税抜き)
専任カウンセラーからお見合い相手を毎月3~5名紹介してもらえると同時に、自分でも毎月3名まで(年間36名まで)交際を申し込むことができます。
サービス提供エリアは?
北海道エリア:札幌、旭川、室蘭、函館、釧路、帯広、北見、苫小牧
東北エリア:仙台、青森、郡山、八戸、岩手、石巻、秋田、山形、福島、白河、いわき、会津若松、盛岡
関東エリア:新宿(本店)、上野、秋葉原、八王子、横浜、大宮、千葉、柏、宇都宮、つくば、土浦
東海エリア:名古屋、岡崎、静岡、浜松、沼津
甲信越・北陸エリア:長野、松本、金沢、新潟、福井
関西エリア:大阪梅田、堺、なんば、京都、神戸、和歌山、丹波篠山、長浜、豊岡、加古川
中国エリア:岡山、広島、福山、下関、鳥取
四国エリア:高知、松山、香川、高松、徳島
九州・沖縄エリア:福岡、北九州、鹿児島、小倉、熊本、長崎、久留米、宮崎、沖縄
ノッツェの強みは他と比べて地方の支店が充実していることです。
北海道だけでも8支店あり、東北の充実ぶりは他社の追随を許さないレベルです。
一般的には地方へ行くほど会員数は少なくなりますが、ノッツェなら期待できそうな雰囲気がありますね。
ノッツェで婚活するには?
ノッツェで結婚相手を見つけて結婚するには、コンシュルジュのつくコースにした方がよいかもしれません。
なぜならベーシックコースだとコンシュルジュがつかないこともあり、満足なサポートが受けられないからです。
婚活を始めたばかりのときはメールや電話でのお相手とのやり取り、お見合いやデートなど、不安も多いです。
自分で動ける人はいいですが、初心者で不安という場合はコンシュルジュのつくコースが良いでしょう。
ちなみにコンシュルジュの活用方法ですが、受け身で待っていても向こうからはあまり提案してくれません。
これはビジネスモデルも関係しています。
ノッツェは基本的に入会金と月会費で稼ぐ料金体系です。つまり、既存会員に力を注ぐよりも、とにかく新規会員を増やす方が儲かります。
だから入会にはやたら熱心だけど、入会後はあまり構ってくれません。向こうも営業ノルマがあるし、忙しいんですね。
そこで、ノッツェで結婚できた方の口コミを調べてみると、共通しているのが
自分からガンガン連絡してコンシュルジュに相談した
という点です。
要は、高い金払ってるんだから、元をとる意味でも徹底的に連絡して相談するということです。
どう活動するか自分なりに目標を立て、自分からお見合いをガンガン申し込み、コンシュルジュも徹底活用する。これがノッツェで婚活するコツです。
最後に・・・
結婚相談所にはノッツェのようなデータマッチング型と、仲人が異性を紹介してくれる仲人型の2種類があります。
今まであまり女性とお付き合いしたことがない奥手な男性は、仲人型の方がしっかりサポートが受けられるのでおすすめです。
でもノッツェの地方支店の充実ぶりはなかなかすごいので、もし地方にお住まいなら一度話を聞きに行ってもいいかもしれませんね。
この記事があなたの婚活に役立てば幸いです。